労働組合の執行委員に誘われたら・・・

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仕事

みなさんの会社には労働組合はありますか?

大学を卒業して、社会人になった人が入社したほとんどの会社では労働組合があると思います。

それだけ労働組合って会社にとって、なくてはならない存在になっています。

しかし、労働組合を運営する執行委員に勧誘されたら、みなさんはどうしますか?

どんな仕事をしているのか、分からないまま勧誘されて、「とりあえずやってみようかな」と思って引き受けたら、どんな未来が待っているのでしょうか。

私は会社に入社して、4年目に労働組合の執行委員の勧誘を受け、5年間努めました。

その経験から、労働組合の執行委員をやることもメリット・デメリットをまとめていきますね。

労働組合役員の勧誘を受けている人や労働組合役員ってどんなことをしているのか興味がある人はこの記事を少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。

労働組合の役員をやることのメリット


労働組合の執行委員をやることのメリットは以下のものになります。

  1. 会社の中身が詳しくなる
  2. 出世が早くなる
  3. 社内での知名度が上がる
  4. 自分の仕事のスキルアップに繋がる
  5. 他の会社の労働組合との交流がある


こんなかんじですかね。

具体的に説明いきます。

1.会社の中身が詳しくなる


普段働いている中では手に入らない会社の情報が手に入ります。

この場限りと言われる重要な情報もです。

毎月の集まりの時に普段は経営陣の会議の時に使用する会社の試算表を見せてもらえたりして、詳しい中身の説明も受けます。

それと、春闘の時期になると、要求案を作るにあたって、会社の内容や同業他社の分析をします。

決算書みたり、ホームページみたり。。

そういう活動をしていると、嫌でも自分の会社の決算の内容が分かってきます。

また、会議の中で会社で行われたイベントや他の支社で辞めそうな人、異動・昇進・昇格した人の情報。。

私の会社だけなのか、そういう噂好きな人が多く、何かあるとすぐに噂が広がります。

その事実確認もその会議の中で話し合います。

良い話も悪い話も広がる前に情報が入るので、会社の内容については一般の社員よりもはるかに詳しくなります。

2.出世が早くなる


春闘の時期とかに経営陣と話合いをする機会が増えますので、経営陣から顔と名前を覚えてもらえます。

それに業種や会社にもよると思いますが、労働組合の執行委員出身の役員や上司が多かったりすると、昇進昇格に推薦してもらいやすいです。

これは間違いないです。

けっこう労働組合役員の経験者同士の絆が深く、他の社員より出世は有利に働きます。

私も最年少で課長職になりました。

労働組合役員をやったおかげで、本部に行っても役員たちから名前を覚えてもらっています。

3.社内での知名度が上がる


春闘の時期の支社訪問や労働組合主催のセミナーなどでいろんな社員と会います。

規模の小さい会社であれば、全員の顔はすぐに覚えられますが、ある程度に人数になってくると、全員はなかなか覚えられません。

つか、一緒の支社で仕事をしないまま定年、、なんてこともあり得ます。

労働組合の活動をしていると社内で注目されますので、自分の名前が知らない間に広がります。

転勤先に行ったときに、こっちは知らなくても向こうが自分のことを知っていることもあります。

そうすると、転勤先でもすぐに馴染めると思いますので、仕事は楽になります。

4.自分の仕事のスキルアップに繋がる


労働組合の仕事をしながら、普段の仕事をしていると間違いなく忙しくなります。

人って、追い込まれると力を発揮しますよね。

「火事場の馬鹿力」ってやつ。

仕事でも締切が近いと、頑張れるように労働組合を仕事をやりながら、普段の仕事をしているとけっこう時間的に追い込まれます。

そんな時、どうすれば無駄を省いたり、仕事を早く終わらせるなどして両立できるかを考えるようになります。

この発想こそ「生産性を上げる」行為なんですよね。

生産性を上げるってことは、自分のスキルアップに繋がります。

10の仕事に5の時間がかかっていたのが、3の時間で終わらせることができた。

5の時間で10の仕事しかできなかったのが、15の仕事ができるようになった。

違う言い方をしましたが、要は時間単位での仕事をこなせる量を増やすことが生産性を上げる行為です。

こういう考えを持って、仕事に取り組むと自然と自分のスキルが上がります。

5.他の会社の労働組合との交流がある


労働組合の仕事をしていると、会社外のセミナーを受けることがあるのですが、そこは基本的には労働組合に関する内容が多く、他の会社の労働組合の社員も多く参加しています。

セミナーの内容にもよるのですが、グループワークとかをやるときなんかは、他の会社の人と話す機会になります。

他の会社の仕事についても話すことがあるので、異業種交流会みたいで楽しいです。

しかも、参加費が組合費から出ますので、無料で異業種交流会に出ている気分です。

以上、労働組合役員をやることのメリットを紹介しました。

続いて、デメリットをまとめていきます。

労働組合の役員をやることのデメリット

 

  1. とにかく忙しい
  2. 休日にも活動がある
  3. たまにアンチがいる
  4. 途中で辞めづらい


これも詳しく説明していきますね。

1.とにかく忙しい


一番のデメリットはこれだと思います。

普段の業務にプラスして、労働組合の仕事をすることになりますので、二つの会社を働いているようなかんじです。

しかも、基本的には仕事が終わった後の活動になるので、普段の仕事も詰まってきます。

労働組合役員をやるんだから、これぐらいできて当然、のように思われますので、正直かなりきついです。。

特に、春闘の時期は要求案の説明をしに各支社を訪問しなくてはならないので、普段の仕事を定時・定時前には切り上げなくてはならず、だいたい2~4月が春闘の時期なので、会社によっては、決算月のところが多いと思います。

決算月で最後の追い上げをしつつ、春闘の説明に訪問して回る。。

倒れそうになります。

2.休日にも活動がある


平日以外にも、休日に労働組合の会議があったり、セミナーへの参加、他労働組合との交流会への参加などの活動があります。

独身のうちは、自分の時間しかないので、自分さえ我慢すれば大丈夫だと思いますが、家族ができると自分だけの時間って少なくなりますので、ストレス溜まります。

3.たまにアンチがいる


自分の会社なのに、労働組合の活動に否定的な人っているの?と思う人もいるかと思いますが、います。

同じ支社にいると、いじめてきたりもして、仕事しづらくなります。

労働組合役員の活動=組織強化って一般の社員からの協力もないとうまくいきません。

けっこう労働組合役員からのお願いでイベントに参加している人もいますので、活動に面白いと思わない人もいます。

労働組合役員経験者は出世が早いとメリットのところで説明しましたが、出世が早いことは労働組合役員をやっているからと嫉妬する人もいます。

そういうなら、自分もやれば?と言いたくなりますが、そういう人は労働組合役員をやりませんし、できません。

楽して、出世したい・給料上げてほしい、なんて思っている人にアンチは多いです。

たしかに、春闘の時期の支社訪問や平日のイベントは仕事後なので面倒くさいと思うかと思いますが、労働組合役員側も忙しい中、みんなで良い会社にしていくために頑張っているので、アンチがいると活動がやりづらくなってしまいます。

4.途中で辞めづらい


労働組合役員っていつまでやるの?

具体的な期間はありませんが、短いところで3年、長いところで10年くらいやることになります。

その会社の労働組合の風土によっても違いますが、私のいる会社は10年くらいやります。

しかも、労働組合の中にも役職があります。

委員長・副委員長・書記長・書記次長など。

この役職の中で、委員長・副委員長まで上がれれば、労働組合役員を辞めた時に周りからも任期満了したんだな、と思われます。

しかし、あくまで任意での活動になるので、入ったら最後、委員長や副委員長になるまで辞められないというわけではありません。

毎年、続けるか、辞めるかの立候補をするかたちを取るところが多いと思いますが、任期満了の前に辞めようとすると、現役労働組合役員からの引き止めがすごいです。

抜けた人の分、誰か勧誘しなくてはならないのですが、労働組合役員を自らやる人は少ないです。

大体の人が職場の人に誘われたから、という理由が多いと思います。

それだけ労働組合役員をやるって大変だし、やりきるって本当に大変です。

なので、途中で辞めようものなら、あの手この手で引き止めてきます。

会社を辞めるってときは、もうその会社の人と会うことはないので、関係性をぶった切れば、なんとかなりますが、労働組合役員は辞めた後でもその会社にはい続けますので、労働組合役員の現役やOBと社内で会ったときは、少し気まずいです。

向こうも、自分たちが一生懸命頑張ってきた活動を途中で辞めたやつ、という見方をしているのだと思います。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

労働組合役員をやることのメリット・デメリットをまとめてみました。

私は途中で辞めてしまいましたが、やっている間は本当に忙しかったですけど、実りある時間でした。

労働組合役員にならないと身に付かなかった知識や考え方がありました。

労働組合役員をやったことで世界が変わりました。

もし、やっていなかったら今の自分はなかったと思います。

最初は後ろ向きにやっていましたが、他の労働組合役員も同じく、苦しい状況の中で頑張っているので、そういう仲間と悩みを共有できたことが、すぐに辞めずに続けられた要因だと思います。

労働組合役員の勧誘を受けている人や労働組合役員ってどんなことをしているのか興味がある人はこの記事を少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。

 

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